課題
顕微鏡画像に写るプランクトンは、細長いものや斜めを向いたものが多く、向きもばらばらです。通常の水平な四角形で囲むと、対象の周りに余白が大きく入り、隣り合う個体の枠が重なってしまいます。
特定のプランクトンを見分けるモデルを研究するには、対象の形と向きにぴったり沿った枠でアノテーションしたデータが必要でした。
支援内容
Nextremerは、回転を考慮したバウンディングボックスであるOBB(Oriented Bounding Box)を使い、対象に沿った枠でアノテーションしました。
- 検出対象とするプランクトンと、対象外とするものの見分け方を研究者と確認
- 枠の向きや端の取り方など、OBBを付ける際の基準を整理
- 画像中の対象プランクトンにOBBでアノテーション
- 重なり合う個体やピントの甘い個体の扱いを決め、判断をそろえる
成果
対象の向きまで捉えたOBBの学習データを整備し、プランクトン検出モデルの研究開発を支えました。研究の専門的な判断と作業の基準をすり合わせながら進めたことで、研究用途に耐えるデータになっています。



